壁の向こうにあるものは
壁を壊すことはたやすいことではない。それは、意外と勇気のいること。
壁の向こうに、何がわるかわからないから、それが自分にとってリスクになることかもしれないから、敢えて壊してリスクを負うようなことはしたくない。
「今のままで生きられているから、そんなことしなくていいだろう。」
保身的になればなるほど、そんな心理が強くなるのかもしれない。
でも、それを壊すから、新しいものが見えてくる。それまで見たことのない景色が目に入り、新しい感動を知ることができる。少々の苦しいことがあっても、それは自分の身となり、骨となる。
さらに、まだ誰もしたことのないことは、言葉にして説明することができない。誰もイメージを持っていないから。やってみないと、それを体験してみなければ、誰にもわからない。
そのひとつひとつのことを開発し、社会に発信していくことは、ある意味Socialな仕事といえるかもしれない。
今日も誰かがその壁を壊していく。そうやって、少しずつ社会は変わっていくのかもしれない。
まだ見ぬ世界へ、2010年はどんなことが起こるのか。