2008年10月16日

課題と約束

「それ、やってみろよ」
ぽんと背中を押されるときがある。いや、あえて自分で自分の背中を押してみるのだ。
今までやったことのないことにトライするのは面倒なこと。今までの延長でいけばどんなにラクか。そんなことしなくても、今までの生活は維持できるし、それをやってみたところで、だれもほめてくれるわけでもない。

でも、そんな平和な日常の中で、それをやってみることにする。できるかどうかわからないけど、やってみたらとってもタイヘンなことになるかもしれないけど、それをやってコケてしまうかもしれないけど。
「できないかもしれない」という健全な危機意識は自分を駆り立て、全力で成し遂げることを自分に強いる。
自分に見合うだけの課題を課し、それを乗り切ることで、過去の自分を越えていくことができるのだ。
「がんばる」とは、そんなことを自分に課し続けることなのかもしれない。

そのとき、仲間や指導者と向き合うことは、大きな力になる。それをやると仲間に宣言することで、それを嘘にしないために、全力でその課題をやりとげようとする。独りで取り組むのとはモチベーションが違う。それは「約束」と似た感覚だ。人と向き合うことは、自分に大きなエネルギーを与えてくれる。