2007年1月21日

つながる、つながる

1/20(土)、コミュ「ブログミーツカンパニー」の方々と大阪でお会いする機会を得た。代表の方をはじめ、京都で環境に関する取り組みに携わっておられる方々の話に大きな刺激を受けた。
あのときに参加したイベントの方と再会することもある。こういった活動は、ほんとうにいろいろなところにつながっているものだと実感させられる。

でもそれは、環境の活動がまだ小さな輪でしかないということか?
いろいろなイベントがあるけれども、同じ人がいろいろな団体で活動しているだけのことか?

もっと、裾野が広がって、大きな輪に、大きな運動にしていかなければと思う。でも、まずはつながることから。知識がつながることで、新しい知識が生まれるように、僕らの活動も展開していくものだと思うと、わくわくする。

2007年1月4日

「山の神 2007」


1/4午前10時、山科区のある山の麓に、山や田の仕事を生業とする男達が集まる。仕事始めの朝、山の神々に感謝を捧げる「山の神」という祈りの儀式だ。戦前までは、京都市内のあらゆる山麓の集落で行われていたらしいが、今となっては、ここに残るのみとなっている。主催者の方は、「やめてしまったら、すべて終わってしまう」と毎年地域の人に声をかけ、継続している。私は、昨年に続いて2回目の参加となる。
「儀式」といっても、仰々しいことはなにもない。神木の周りに集い、火を焚き、竹串にさされた餅を焼く。御経をあげ、御神酒をいただくだけのこと。ただそこには、自然への畏敬の気持ちと地域の絆が確かに実感される。
私たちが日々、口にする食物は、田畑や大地が恵みを受け取り、実りをつけた結果だ。お金さえ出せばいくらでも食物を手に入れられる今、「大地の恵み」を実感する機会は少ない。多くを輸入に頼っている日本の飽食が、同時に途上国の資源を食いつぶしていることを忘れてはならない。