2008年2月18日

「エコ」はライフタイル

「エコ」の活動に効果があるかどうかなんて、知らない。測る術もないし、測れたところで、温暖化を止められなければ意味がない。たぶん、止めることなんてできない。でも、そんな中でも活動を始めた。1年前に。

僕のルーツである伝統産業の問題は、その産業だけに閉じた問題ではない。大量生産、大量消費に代表されるグローバル経済の煽りを受けたことが大きな要因のひとつだ。自分の生きる環境を自らの手で壊していくようなことはしたくなかったから。効果はないかもしれないけど、無駄かもしれないけど、始めるしか選択肢はなかった。

僕にとって「エコ」は目的を持った活動というよりも、生き方。ライフスタイルであり、美学だ。そうやって暮らすことが美しいと感じるし、その感性を大事にしたいと思うから。欲に任せずに丁寧に生きることに価値を感じ、一つ一つのものを、行動を選択する。

どうせやるなら、できるだけ多くの人に伝えたほうがいい。社会を変えられるかもしれない。いや、たぶん変わらない。でも、手を変え品を変え、舞台を変えて伝えていこうと思う。縁はいっぱいいっぱい生まれる。だから楽しい。だからやってる。

2008年2月10日

買い物は企業を選ぶ意思表示

私たちが日々の生活の中でどんなものをどこで買うのかは、ただ「安いから」と選んでいることが圧倒的に多いように思える。ところが、もし「この商品はイケてないな...」と思いながら、なんとなく買い物したとしても、企業にとっては「消費者が支持している」という意思表示として解される。そのなにげない購買行動は、その商品の売上げを決めるだけでなく、企業の命運を左右することさえある。私たちは、それを忘れてはならない。

今日の話題は、「ものを通じた縁(2008/01/27)」の延長上にある。
私はものを買うときは、「この人から買いたい」と思いたい。ただ「安いから」ではなく、その企業への1票として意思表示したいと思う。どこにお金を預けるのか、それがどう使われるのかも含めて信頼できるところを選びたい。誰から毎日の食卓に並ぶものを買うのかも可能な限り選びたい。

ブログミーツカンパニーの活動は、社会貢献に熱心な企業を応援をしたいという思いから始まっている。みんながそんな企業を選び、心ある企業を元気にすることができれば、社会全体の気運も高まる。そうすれば、社会の傾向は変わるだろう。
多くの人に、ブログミーツカンパニーの思いが伝わることを強く願っている。