2009年3月4日

専門を生かすとは、

他人から見て、「あの人、こうすればもっと良くなるのに!」と思ってしまうことは良くあること。自分に対しても、きっと他の誰かから見れば、もっといいやり方があるのかもしれない。意外と、他のセクターの人の言葉は、耳に入ってこないもの。

人は、自分が経験した範囲でしか、物事を認識できない。特定のセクターに籠もっていては、いつまでも視野は広がらない。だから、セクターを越えたコミュニケーションは重要。セクターを越えてコミュニケーションするからこそ、他のセクターの実態がわかるし、そこへ自分の知を生かす機会を得ることができる。

「専門家とは、ある特定の分野のみに造詣が深いことを言うのではない。その専門知識を社会の様々なシーンに適用し、他の分野に生かすことのできる人を言う」
ある教授が言った。

自分の「専門」を手に携え、いろんなところに行ってみよう。