2008年12月29日

今年のキーワードは「論」と「Lean」

「論」。
これが、今年の僕に突きつけられたテーマだった。
これまで、活動してきたこと、感じてきたことは我流で、漫然としていることに歯がゆさがあった。ただやっているだけでは、意味がない。ただ知っているだけでは、価値がない。それを言葉や行動にして表現いくことで可視化し、理論化することによって説得性を持たせる。そこから、きっとまた新しいなにかが生まれることを願って。
NPOでの活動を通して感じている問題意識、それを解決するための手段、考えていることはあるけれど大きく広がらない活動に、突破口を見出そうとした。そこで、今年はそれを理論化し、論文に落としていくことにした。そして、来年以降の基盤にするのだ。

それを果たすためには、「無駄のない(Lean)」時間管理が必須だった。仕事をしながら、授業を受けながら、未知の学術という世界で論文を書くことは並大抵のことではない。
大きな課題を自分に課し、一つ一つを直向きに果たしていく。隙があれば論文を書き、書を読み、ひと息ついたと思ったら、また論文に戻る毎日。日々の生活の中で有象無象の欲や誘惑の中から、自分にとって必要なものがなにかを見つめ直すきっかけになった。Leanな時間管理は、仕事、プライベート、すべてにおいて贅肉がそぎ落とされた感じになる。

でも、まだまだ。
もっとストイックになれるのかもしれない。
来年は、この上に何を積み上げようか。